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2015年05月27日女子美付属創立100周年記念展示は会期を終了いたしました。

女子美術大学付属高等学校・中学校創立100周年記念「未来へつなぐ展」は会期を終了いたしました。

今回は多くの方に作品を観て頂き大変勉強になりました。

これからも女子美の卒業生として恥ずかしくないよう、美術を通して成長していけたらと思います。

 

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作品:

左:「夢見上げる」絹本着彩 2015年制作(122.5cm×41.9cm)

右:「眺む」絹本着彩 2015年制作(119.5cm×36cm)

(作品解説)

今回展示をした作品は女子美付属の創立された100年前(大正時代)の女子美生をテーマに制作をいたしました。

「夢見上げる」は当時の夢あふれる女学生を、「眺む」は物思いにふける女学生の様子を絵描きました。当時の女学校の多くは良妻賢母を育てることを目標としていましたが、美術を通して女性の自立を目指した女子美の教育は賛否両論あったことと思います。その中で当時の女子美生が何を感じ、思い、女子美での生活を送っていたのか、当時のことを想い制作した作品です。

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 今回はモデルさんに当時(戦前)のアンティーク着物を着て頂き制作いたしました。着物(帯やその他小物含む)はモデルさんの自前です。ただ美しい女性に着物を着せてポージングするのでは無く、今回は普段から着物での生活を送っている、大和撫子の心を持ったモデルさんにお願いいたしました。今回モデルを引き受けて下さったみきさんにも深く御礼申し上げます。

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会期を終え翌日カザフスタン(アティラウ)へと戻りました。毎度のことで申し訳ないのですが、お礼状をお出し出来ないご無礼をどうかお許し下さいませ。

今年は本展覧会で最後の展示となりますが、また来年(2016年)展示を予定しておりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。